たぬどんの独りよがり

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zoom RSS Motley Crue@さいたまスーパーアリーナ

<<   作成日時 : 2008/11/08 23:55   >>

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 これまたすっかり間が開いてしまい、全然タイムリーぢゃないレポートを・・・

 中学生くらいの頃、我が家に初めて「CDプレーヤー」というものがやってきた時に友人に借りたアルバムCDがMotley Crueの"Dr. Feelgood"だった、という思い出がある。実は音楽的にもイメージ的にもそんなに好きなバンドではなかったのだが、そんな原初体験(?)があったせいか、なんとなくずっと気にはなっていた。90年代にバラけた時点でこのバンドは終わったものと思ってたが、最近になってオリジナルメンバーで復活。ベストアルバム発表と再結成ツアーはえらく評判になってたようだが、それでも「どうせKISSの再結成みたいなもん(集金目的)だろう」くらいにしか思ってなかった。ところが、今年夏頃から怒涛の懐メタ新作ラッシュが始まり、気分がすっかりメタル小僧モードになってしまい、勢いでMotley Crueの新作"Saints Of Los Angeles"も買ってしまった。・・・これが、予想を裏切る出来のよさ。開き直ったかのような往年のLAメタル全開。なんか音だけ聴いてると、彼らもKISSやなんかみたいにファンが求める往年の全盛期の姿を演じ続けることに舵を切ったかのような、突き抜けた感がある。

 今回の来日公演はLOUDPARKというメタル祭の一環という位置づけだったが、さすがにそんな激しそうなイベントに参戦するのは体力的に自信もなく早々に諦めた。ところがその後、単独公演が決まったことで迷いが生じてしまい、結局ギリギリになって参戦を決断、さいたまスーパーアリーナへ。ギリギリの決断だったせいか、席はスタンド(2階席)の後ろの方。座席がかなり急斜面に設置されたような造りになっているため、真上からステージを見下ろしてるみたいな感じ。前座のLoudnessの演奏を楽しむ。日本が誇るベテランバンドなだけに、オーディエンスの反応は良く、前座がこれだけ盛り上がるのは初めて見た。みんなウォームアップはできた様子。

 Loudnessの演奏が終わると、ステージ全体が黒い垂れ幕に覆われ、機材交換やらセッティングが行われている様子。けっこう待たされたが、スモークがもくもくとたかれて垂れ幕からはみ出てきたので、そろそろかな?と思っていたらBGMの音量アップ。曲はAC/DC: "Hells Bells"。2日前のDef LeppardもAC/DCを使っていたのは、彼らの曲がテンションを上げる効果があるからか?それとも新作発表を祝福してるのか・・・?そして会場暗転。なんだかミステリアスなSE(なんか映画かなんかからの引用?)が流れ・・・Mick Marsのギターがグイ〜〜ン、グイ〜〜ン、グイ〜〜ン・・・ジャッ!・・・ジャージャジャッ!と聞き覚えのあるイントロを焦らすようにかき鳴らす。・・・っつーか、あれ?単に他の楽器と息が合ってないだけかも・・・?と思ったら"Kickstart My Heart"のイントロが始まり、垂れ幕が落っこちる。・・・っておいおい、スモークたきすぎだよ。何も見えねぇぞ〜!!しかし、Vince Neilはよく声が出てるし、Tommy Leeのキックもよく響くし、Nikki Sixxのベースもちゃんと聞こえる。やっぱスーパーアリーナは音がいいな〜!VinceとNikkiは客を煽りまくり、Mickはあまり動かずお仕事に専念。曲の途中あたりでスモークが薄れはじめてようやくTommyの姿も見えた。ステージ後方にはスクリーンがあり、イメージ映像的なものが流れているが、スタンド席からだと照明機材に隠れてしまって全然見えん。まあ、その方がバンドの動きに集中できてよいともいえる。

 この2日前のDef Leppardのライブについて、「楽しい」と書いたが、「楽しさ」で言えばMotley Crueの方がさらに上を行くかも。なんたって年がら年中パーティーしてる奴らだし。もうのっけから「Wow!」「Yeah!」で会場は大盛り上がり。何と言っても今日はMotley Crueを観に来たファンのみで埋まっているわけだから、ファン層が半々になりかねないダブルヘッドライナーとは一体感が全然違う!!

 続く"Wild Side"でもみんな拳を振り上げて大合唱!さらには"Shout At The Devil"も「Shout!」「Shout!」「Shout!」と盛り上がる。ステージ上にはハリウッドの山にあるHollywood Signを模した「LOS ANGELES」の文字が鏡文字状態(つまり裏返し)で並んでいる。ここでVinceが新曲をやると言い、「今夜はオマエらがSaints of Tokyoだぜ」とか言いいながら、"Saints Of Los Angeles"へ。新曲だけど客のノリはよく、サビではちゃんと大合唱。みんなすごいぞ。

 またまたステージ上に過剰なまでのスモークがたかれ、Mick Marsにスポットが。ジミヘンの"Voodoo Chile"を交えたソロをひとしきり聴かせる。それにしても、これだけド派手で存在感のあるバンドにおいて、ここまで地味なリードギタリストというのもホントに不思議だよなあ・・・。ド派手なバンドにあってド派手なテクを見せびらかすでもなく、でも曲に合った絶妙なプレイを聴かせる。どちらかといえばヘタウマ系ギタリストといった感じだが、きっと実はすっげー上手いんじゃないか、なんて想像してしまう。Ronnie Woodみたいな究極のB級ギタリストみたいな存在なんだろうな。で、Mickのソロタイムに続いて始まったのは"Live Wire"。これまた"'Cos I'm a LIVE!!"と客が叫べるので、休ませてもらえない。アウトロではTommyの”イキ顔で「コンコンコン!」”が見られるかと思ったけど、特にそういうのはなし。ちと残念。

 その後は選曲的には少し勢いが落ちた感じではあったものの、「楽しさ」はフルスロットル。曲間でTommyがヘッドセットマイクでしゃべくりながらステージ上をウロウロ、ステージから降りて最前列の客とタッチ!女性客にハグハグ&チューしたり、酒瓶を回し飲みさせたりしながら、今回の来日がいかに楽しい一時だったかをいかにも嬉しそうに喋る喋る・・・!!どうも日本で「ハイッ!」というのを覚えたのか、ライブを通して「ハイッ!」「ハイッ!」と連呼してた。NikkiもMCで「バンザーイ!」「サイコー!」なんて言ってたし、ホントに楽しそうだよ、コイツら。

 ライブ後半はVinceがアコギを抱えて演奏する"Don't Go Away Mad"あたりから盛り返す。やっぱり"Dr. Feelgood"収録曲は盛り上がる。意外だったのは、Nikkiの「Primal!」(客が「Scream!」と返す)「Primal!」コールで始まった"Primal Scream"がやけに盛り上がったこと。ベスト版収録の地味な曲という印象だったが、ライブで聴くとこんなにカッコイイとは!"Looks That Kill"をはさんで、Vinceが「Raise your fists in the air!!」と客に拳を上げさせ、バイクのアクセルをふかせるようにグリグリやらせると、おなじみのバイクのSEから"Girls, Girls, Girls"へ、そして"Dr. Feelgood"という怒涛の勢いで本編終了。

 アンコールはTommyのピアノから始まる"Home Sweet Home"。シンプルだけど、やっぱいい曲だね。Vinceの声が最後までいい意味で期待を裏切ってくれて全然衰えを感じさせず、ああー、感動だぁ!!曲が終わってもメンバー達は名残惜しそうにいつまでもステージ上に残って客とのコミュニケーションを楽しむ。特にTommyはドラムスティックを客席に蹴り込んだり、「When I Say Motley, You say Crue!」「Motley!」(客「Crue!」)「Motley!」(客「Crue!」)「ハイッ!」「ハイハイッ!」なんて客を煽り続けながら、最後は「Bye, motherfxxkers!!」と言い残してステージ袖に消えて行った。

 いやー、驚いたよ。コイツら、実はけっこういい歳のはずだけど、まだまだ現役バリバリ。Vinceは声もステージアクションもスゴかったし、Nikkiは相変わらずいるだけで絵になるカッコよさで、存在感がすごい。Tommyはさすがにもう回転ドラムキットはなかったけど、音も動きもノリノリなキャラも悪ガキのまんまオッサンになっちゃってる感じ(?)でParty animalっぷり全開。このバンドの「楽しさ」の象徴。とにかくこのバンドは80年代のバブリーで派手な華やかさを失っていない。・・・Mick以外はね。まあ、彼は彼で独特の空気をかもし出してていい感じだし、その存在がこのバンドのバランス感を保ってるのかもしれないが。う〜ん、やっぱ不思議な存在だ。

 こっちはこっちで気分は中学生当時にタイムスリップ。飛び跳ね、頭振り、叫び・・・声枯らして汗だくになって体臭プンプンさせながら会場を後にした。翌日は首やら足やらがちょっぴり筋肉痛。

Hard Rock Cafe "Ambassadors Of Rock"
Motley Crue
2008年10月26日(日) さいたまスーパーアリーナ

1. Kickstart My Heart
2. Wild Side
3. Shout At The Devil
4. Saints Of Los Angeles
5. Live Wire
6. Sick Love Song
7. Louder Than Hell
8. Mutherfucker Of The Year
9. Don't Go Away Mad (Just Go Away)
10. Same Ol' Situation (S.O.S)
11. Primal Scream
12. Looks That Kill
13. Girls, Girls, Girls
14. Dr. Feelgood
(encore)
15. Home Sweet Home

Motley Crue公式サイト:http://www.motley.com



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2008-06-18
モトリー・クルー

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